労務管理
就業規則の整備
会社が成長を続けるためにはコンプライアンス(法令順守)は当然のことながら、労使トラブルから会社を守る必要もあります。
就業規則は会社のルールブックであり、会社の経営理念や事業主さまの思いを従業員に伝えるためにも最も有効です。
また、就業規則を作成・運用することで、会社経営上のリスクを回避することも可能となり、さらに、従業員にも安心感が生まれ、モチベーションも上昇するので、結果として会社の業績も上がります。また、さまざまな助成金が受給可能となります。
就業規則を整備することは、『会社を守り、成長させる』ために大きな役割を果たすのです。
残業代の未払い、過労死、不当解雇、パワハラ、情報漏えい・・・、最近の新聞やニュースなどでもよく見聞きしませんか?
人事・労務に関するトラブルはいろいろなところで発生しています。
このようなトラブルを未然に防ぐことが大切です。
また、労使トラブルが発生すると、会社がそれに費やす時間とコストは膨大になりますし、従業員とのトラブルは事業主さまの精神的なダメージも大きく、周りの従業員に悪影響を及ぼすことも考えられます。
【ポイント】 | このような労使トラブルの多くは、就業規則をきちんと整備し、運用していれば未然に防げるものなのです。 もし万が一、労使トラブルが発生したとしても就業規則を整備しておくことで安心して対応することもできます。 |
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雇用管理問題
平成20年3月に労働契約法が施行され、平成25年4月改正労働契約法が施行されました。これまでに以上に、事業主の雇用と労務管理の責任は重くなっております。
事業を維持発展させてゆく上で、雇用の問題は大変重要です。 御社の、雇用形態や雇用に関するルール(就業規則や内部規定等)を一度見直して見ませんか?
また、当事務所では外国人を雇用する事業所に在留資格(就労資格)申請・雇用管理・労働社会保険手続・労務管理等をトータル的にサポートしています。
賃金・人事制度
賃金制度を見直そうとする場合、どのよな考え方で現在の制度が出来ているのかを確認する必要があります。たとえば手当て一つにしても、支給する目的があり、経営者の思いがあります。
これらの背景をよく理解した上で賃金制度の見直しに入らないと、これまでの会社の歴史や考え方、社員に対する経営者の思いや配慮が否定されることになり、社員からの反発を招きかねません。
社員から理解されて初めて新しい制度もスムーズに運用することができます。
御社の業績アップのためには人事制度の改革も必要になることがあります。上司・部下間のコミュニケーション能力アップや連絡事項のスムーズな伝達のためには人事制度のチェックが欠かせません。それがうまくいくためには上司や従業員同士に対しても自由に意見が言い合えるなどの風通しのいい環境整備が必要です。そのことによって改善点だけでなく、ユニークな発想などを生み出す職場環境整備にもなり、結果として業績アップにもつながります。さらにキャリア開発の観点から従業員の適性や能力に応じた配置も業績アップには欠かせない条件のひとつです。
当事務所ではその実現のためのサポートも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。